家庭菜園 プランター栽培
気まぐれ菜園ピーマン72日目です。
今日も一日お疲れさまでした。
話し変わって、難民申請や外国人の強制送還についての新たなルールなどを盛りこんだ「改正入管法」が本日から施行されると報道がありました。
へぇー(ーωー)
「難民」「強制送還」なんて言葉は、私も含めて一般の庶民には関係のない言葉のような気もしますが…。
2023年6月9日に難民認定の申請中でも外国人の強制送還を可能とする改正入管法が成立していたようです。
やってんね~(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
いい機会なので入管法についてお勉強してみます。
行くぜ!
〇難民
難民の定義は、難民条約1条に「人権、宗教、国籍若しくは特定の社会的集団の構成員であること、または政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けることができない者、またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者」とあります。
すなわち、まずは当人が迫害される“恐れ” を感じ、そしてその“恐れ” は合理的な範囲で周りにも説明できるものであること。
しかしその迫害の理由は、人種・宗教・国籍・特定の社会的集団の構成員・政治的意見のいずれかでなければなりません。
※NPO法人RAFIQ HPより
つまり、
難民とは宗教や国籍など政治的に迫害の恐れがあり、自国から逃げてこられた方々のことですね。
ちなみに、
経済的な理由で他国に逃げることを「擬装難民」と呼ぶそうです。
次っ!
〇難民条約
難民条約には、難民の権利や義務についての規定があります。
その中でも特に保障されているものとして
1.難民を彼らの生命や自由が脅威にさらされるおそれのある国へ強制的に追放したり、帰還させてはいけない(難民条約第33条、「ノン・ルフールマン原則」)
2.庇護申請国へ不法入国しまた不法にいることを理由として、難民を罰してはいけない(難民条約第31条)
という決まり事があります。
どちらも難民に保護を保障し、生命の安全を確保するための大切な決まりです。
※UNHCRジャパンHPより
なるほど(*゚∀゚)=3
難民条約により難民の安全を確保すると。
ちなみに、
↓
難民受け入れ国ランキング2018
1位 トルコ(370万人)
2位 パキスタン(140万人)
3位 ウガンダ(120万人)
4位 スーダン(110万人)
5位 ドイツ(110万人)
※world Vision HPより
気になる一文が…
↓
2018年時点では、日本の難民受け入れ人数は10493人の申請に対し、42人と先進国の中でも非常に低い数値です。
※world Vision HPより
マジかヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
次っ!
〇入管法
入管法とは略称のことで、正確には「出入国管理及び難民認定法」といい、ポツダム命令に基づいて1951年(昭和26年)10月4日に公布されました。
出入国管理及び難民認定法は、本邦に入国し、又は本邦から出国するすべての人の出入国の公正な管理を図るとともに、難民の認定手続を整備することを目的とした法律です。
※内閣府 男女共同参画局HPより
入管法は略称で「出入国管理及び難民認定法」ってか。
無理やり過ぎませんか…。
次っ!
出入国在留管理庁(旧 入国管理局)の入国管理官が出入国管理及び難民認定法違反者に対する違反審査及び難民認定に係る審査を行うなど各種の審査業務等を行うことにより,日本の安全と国民生活を守りつつ国際交流の円滑な発展に貢献しています。
※名古屋出入国管理庁HPより
ご苦労様です(*>∇<)ノ
「出入国管理及び難民認定法」
「出入国管理」は空港や港で出入国者を管理するアレですよね。
及び、
「難民認定法」が名前の通りなら【難民を認定する難民認定法】 ってことかな。
なら、認定しなければ難民として受け入れを拒否できるってことですか??
…
なかなか賢いじゃないですかΣヽ(゚∀゚;)
もしかして、日本の難民受け入れが極端に低い理由ってこれ??
て、国際社会の中で難民受け入れの協力をガン無視でいいのかな( ゚д゚)ハッ!
話しを戻して、
6月10日から施行される「改正入管法」では、
〇難民申請中は強制送還されない規定を見直し、難民申請は原則2回までとし、3回目以降は「相当の理由」を示す資料を提出しない限り、強制送還の対象となります。
〇在留資格がなく強制送還の対象となっている外国人は、これまで原則として収容施設に収容されていましたが、支援者など「監理人」による監督のもとであれば、送還されるまでの間、収容施設の外でも生活できる「監理措置」制度が新たに始まります。
〇 収容中の外国人についても、3か月ごとに収容の必要性が見直されるようになります。
※日テレNEWS HPより6月10日配信記事
問題だったのは【難民申請】のようです。
申請中は強制送還の対象外となるようで、つねに申請中にしておけば日本に滞在し続けることが可能な裏技があったようです。
こんな感じで、
↓
難民申請を行ってから審査請求の結果が出るまでの平均期間は約3年でした。
一昨年の約3年11か月よりは短くなっているものの、依然として長期傾向にあり、申請者の生活に重大な影響を与えています。
一部の国籍のみならず、あらゆる国や地域の出身者について、迅速な保護を実現するための取り組みが必要です。
※NPO法人難民支援協会HPより
審査結果がでるまでの3年間の悪用ですね。
入国管理官の仕事量をかなり圧迫していた原因でもあるようです。
てかさ、
エンドレスで申請可能な今までの入管法がポンコツだったってことですね…
!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!