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今日も一日お疲れさまでした。
話し変わって、棋士の養成機関である「奨励会」を経験せずプロ棋士が誕生したと発表がありました。
将棋界で初めての快挙ですって(*゚∀゚)=3
岩手県出身の小山怜央さんが、プロ棋士編入試験の5番勝負の4局目までで3勝して編入試験に「合格」、念願のプロ入りを決めました。
棋士の養成機関である「奨励会」を経験せずプロ棋士が誕生するのは初めての快挙です。
また、岩手県出身者から初めてのプロ棋士にもなります。
※Yahoo!ニュースより
…
何のこっちゃヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
個人的に将棋に疎いので、どれ程の快挙なのかさっぱり分かりません。
ちょっと勉強も兼ねて、プロ棋士になる方法を調べてみました。
結論から言うと、四段になればプロ棋士になれるようです。
で、ですよね?Σ(゚ロ゚;)
四段になるには3つの方法がありました。
①奨励会で三段リーグを勝ち抜く。
②プロ棋士との公式戦で規定の成績を残し、プロ編入試験の受験資格を取得する。
③アマの6大棋戦で優勝してプロ棋士の推薦を受けた後、奨励会三段リーグ編入試験を受ける。
小山怜央さんの快挙は②ですね。
てか、今までこの方法でプロになった棋士がいなかったって…
無理ゲーだったのね!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
では順番に。
①奨励会で三段リーグを勝ち抜く
まずプロ棋士になるには「奨励会」というプロ養成機関に入会する必要があります。
奨励会に入会するには、プロの師匠に弟子入りする必要があります。
これは奨励会の入会に際してプロ棋士の推薦が必要だからです。
無事に奨励会に入会が出来れば、7級からスタートです。
7級から対局を積み重ねて、三段まで段位を取得します。
三段になると関東、関西をあわせて「三段リーグ戦」を半年単位で行います。
三段リーグは年2回、おおよそ30名前後で争われます。
上位2名が四段に昇格です。
つまり、プロになれるのは1年でたった4名です。
ちなみに、
◯奨励会の入会は19歳まで。
◯奨励会在籍は26歳まで。
◯三段リーグで勝ち越している場合に限って満29歳まで在籍できるという規定です。
奨励会の配慮で29歳までにプロ棋士になれなかったら、次の人生を考えろってことのようです。
さて、ここからですヘ(`・ω・)ノ
②プロ棋士との公式戦で規定の成績を残し、プロ編入試験の受験資格を取得する。
まず、アマの全国将棋戦で成績優秀者になります。
優秀者は竜王戦、銀河戦、朝日オープンなどの公式戦でプロ棋士と対戦する機会を得られます。
そこで10戦以上プロと対局して6割5分以上の勝率を収めると、プロ編入試験の資格が得られます。
プロ編入試験の対局は6局中3勝で合格となり、プロ棋士になることができます。
実質的には、奨励会の年齢制限で退会した人の、再挑戦の場ともいえます。
※将棋上達法ホームページ参照
小山怜央さんの快挙はこれです!
アマチュア全国優秀者
↓
プロ棋士と対局(10戦以上で勝率6割5分以上)
↓
プロ編入試験(プロ棋士と6局中3勝)
圧倒的絶望感~(´∀`~)
そして、本日13日に大阪市福島区の関西将棋会館で行われたプロ棋士編入試験の第4局に臨みました。
これまでの成績は、
第1局 徳田拳士四段◯
第2局 岡部怜央四段◯
第3局 狩山幹生四段×
第4局 横山友紀四段 ←本日ここ!
これまでの試験成績2勝1敗でリーチ。
6局中3勝で合格です。
午前10時間からはじまった対局は、午後3時半すぎに横山四段が「投了」
小山怜央さんが133手で勝利、見事プロ入りを決めました!
おめでとうございます(*>∇<)ノ
最後に、
③アマの6大棋戦で優勝してプロ棋士の推薦を受けた後、奨励会三段リーグ編入試験を受ける。
アマ竜王戦
アマ名人戦
アマ王将戦
赤旗アマ名人戦
支部名人戦
朝日アマ名人戦
のいずれかに優勝して、プロ棋士の推薦を受ける。
奨励会二段と8戦対局して6勝以上することで三段リーグへ。
三段リーグに入った後は、通常の奨励会員と同じ条件でリーグ戦を戦います。
将棋って、こんなに厳しい世界だったんですね…。
はじめて知りましたよヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
ちなみに、
2022年7月現在で現役のプロ棋士は169名。
プロ棋士の年収トップは藤井聡太棋士で、その額1億1800万 !!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚
やっぱりオセロも強いんかな??