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今日も一日お疲れさまでした。
話し変わって、バラエティ番組内で放送された「方言禁止記者会見」という企画が物議を醸していると報道がありました。
どした??Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
事の発端は2024年1月18日に放送されたバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」です。
沖縄県出身の俳優・二階堂ふみさんが「櫻井・有吉THE夜会」の企画として「方言禁止記者会見」に挑戦しました。
沖縄県出身の二階堂さんが沖縄弁の質問につられることなく、方言を話さずに「標準語」で返答できるかという企画です。
面白い企画と思いましたけどねヘ(`・ω・)ノ
ところがどっこい、
「こんな企画が通ってしまう無神経さ。『方言札』という沖縄差別を知らないのだろうか」
「方言札の再来じゃん。TBSがこんな露骨な方言差別をやったら絶対にダメだろう」
「沖縄出身者に『方言禁止記者会見』をやらせるの普通に植民地主義的でエグい」
「沖縄出身の人に『方言禁止記者会見』を課すのは、戦前に日本帝国が方言を禁止した史実をなぞる差別行為です」
1月22日までにTBSにこのような批判の声が寄せられて物議を醸しているようです。
※1月23日Yahoo!ニュース配信記事より
今回の騒ぎの根幹は【方言礼】のようですね。
…
方言札って何よΣ(゚∀゚ノ)ノ
勉強不足ですみません…。
調べてみました。
↓
方言札(ほうげんふだ)あるいは方言罰札とは、標準語を普及させる手段として、主に学校において、非標準語(地方言語・方言)の使用者に掛けさせた札のこと。
フランスの方言札制度は日本にも取り入れられ、特に日本本土との言語差が大きい沖縄県の教育現場で熱心に行われた。
沖縄県での方言札の実態は、2001年4月1日放送のNHK「日本のことば」の沖縄県特集でも紹介された。
それによると、方言札はカマボコ板くらいの木札に紐を通したもので、学校で方言を話すと札を首に掛けなければならず、外すには他の生徒が方言を話すのを発見するしかなかった。
沖縄県のほかに東北地方や鹿児島県でも同様の標準語教育が行われた。
太平洋戦争後も方言札が継続して使用されたのは沖縄県のみである。
※ウキペディアより
なるほどねぇ(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
方言札とは小学校などで罰ゲーム的に使用されていた「札」でした。
方言を使った生徒は「札」を首にぶら下げられ、別の生徒が方言を使えば「札」を渡して解放されるルールのようです。
てか、これのどこが差別なんよ??
もうちょっと調べてみました。
↓
同化教育の重点とされた琉球方言の撲滅、標準語の励行が強行されていく。
同化教育は沖縄風なものを抹殺するところに特質があった。言語、風俗、習慣を本土化するためにとられた。
伝統文化、音楽、舞踊も含めてべっ視し、抑圧されたのである。
沖縄出身兵は日本語が十分理解できないため、訓練で殴られたり、リンチに遭う。
このために徴兵忌避、逃亡、合法的な海外移民を生んだ。戦後も大阪や神奈川のような県出身地域でも偏見差別を受けていた。
方言は1900年末、「各学校に於いては方言を使うべからず」と方言を禁止された。
戦前、紡績工女たちも、方言しか使えないため差別され、異端視された。沖縄戦になると「方言を使用する者はスパイとみなす」と軍命が発せられ、処刑された例もある。
※一般社団法人 部落解放・人権研究所HPより
方言札の背景には、琉球王国の差別と日本国への同化教育が関係していたってことかな。
間違ってたらすみません…。
話しを戻して、
J-CASTニュースが22日、TBS広報・IR部に番組制作の経緯・意図、批判の受けとめ、今後の対応、再発防止策を尋ねると次のように回答しています。
↓
「当該企画は、『どんな役も見事に演じ切る俳優さんでも、自身の出身地の方言には釣られてしまうのではないか?』を検証するもので、過去に別の俳優さんで同様の企画を放送した際は好評だったこともあり、沖縄の歴史的背景についての十分な検討ができておりませんでした」
「今回の企画が差別的であるとのご指摘は、私どもとして真摯に受け止めており、今後の番組制作に活かして参ります」
…
別に問題ないんじゃないの!Σ( ̄□ ̄;)
たまたま二階堂ふみさんが沖縄県の出身で、地元方言を使わないよう記者会見に臨むって企画だったんでしょ。
大阪出身のタレントが関西弁を、青森県出身のタレントが津軽弁を使わないっていう企画の一環だったら、何も問題ないと思います。
沖縄県出身の方が不快に思うなら話は別ですが、他県の方がとやかく言うことが差別になってんじゃない??
個人的な意見ですけど!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
世知辛い世の中になったもんですね。