家庭菜園 プランター栽培
気まぐれ菜園ミニトマト97日目です。
今日も一日お疲れさまでした。
話し変わって、東京都内の化粧品会社が化粧品を取引したように装って水を販売したとして、東京国税局の税務調査を受け約44億円を追徴課税されていたことが分かりました。
どゆこと( ̄□ ̄;)!!
ちよっと脱線します。
一昔前に普通の水をペットボトルに入れて、「奇跡の水」なんてネーミングで広告販売していた通販会社があったように記憶しています。
一応、神社で神主さんにペットボトルを祈祷してもらってたとか…
「ガンがなくなった」
「糖尿病が治った」
「手術の跡が消えた」
今じゃ薬事法に全力で引っ掛かる内容ですけどね。
今回のケースも、化粧品のボトルに「お水」に入れて「化粧水」と偽って販売して差額をぼろ儲けしようとする詐欺犯罪かと思いました。
どうやら違うようですヘ(`・ω・)ノ
話しを戻して、
東京国税局の税務調査で追徴課税を受けたのは、東京都新宿区の化粧品卸会社「雨辰」(うしん)です。
「雨辰」は2021年11月までの2年間に、P&Gや資生堂など大手メーカーの高級化粧品などを都内の仕入れ会社から370億円で購入。
これらの化粧品を輸出会社約10社にほぼ同額の370億円で販売したとしていました。
輸出会社10社はこの化粧品を香港に輸出したと申告し、輸出会社は消費税の還付申告をして一部が還付されていました。
本題はここからです。
「雨辰」は国から輸出会社へ支払われる還付金を、携わった各社で分配するはずだったようです。
・化粧品仕入れ会社:A社
・化粧品卸会社 :「雨辰」
・化粧品輸出会社:B社
としましょうか。
〇仕入れ会社のA社はペーパーカンパニーで実在しません。
〇「雨辰」はA社からではなく、近くの酒販店から約30億円で大量の飲料水を購入、ペットボトルに化粧品のラベルを貼り替えてB社へ販売。
〇B社はこれを香港へ輸出したと申告。
〇国からB社は還付金を受け取り「雨辰」らと還付金を分配しようといていました。
百々のつまりは、
「雨辰」が買ってきたミネラルウォーターを化粧品と偽って輸出会社に売却。
輸出会社は香港に化粧品を輸出したと申告して還付金を受け取っていたようです。
まっ、還付金詐欺ですね( ゚д゚)ハッ!
東京国税局は、
「雨辰」へ370億から30億円の過少申告加算税を含めて消費税約35億円を追徴課税しています。
B社へは不正な還付申告、つまり「免税」を悪徳利用したとして計約9億円を追徴課税です。
天誅!!ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
ところで「免税」ってなんやんねん。
調べてみました。
【輸出取引の免税について】
事業者が国内で商品などを販売する場合には、原則として消費税がかかります。
しかし、販売が輸出取引に当たる場合には、消費税が免除されます。
これは、内国消費税である消費税は外国で消費されるものには課税しないという考えに基づくものです。
※国税庁ホームページより
薬局や家電量販店でよく見る「免税」ってこれですね。
外国からの観光客が薬局や家電量販店で買い物をする際に、日本の商品を海外在住の観光客へ輸出ってことで「免税」するってことです。
つまり、
B社は370億円分の消費税を免税しようとしてたんかいな。
すげーな…(ーωー)
でも、
こんなケースは氷山の一角みたいですよ。
てかさ、
30億円分の飲料水って!Σ( ̄□ ̄;)
「雨辰」は近くの酒販店で30億円の飲料水を購入して、ご丁寧にもペットボトルのラベルを貼り替えていたようですが。
ミネラルウォーター1本が100円として30億円分…
30,000,000本ってかヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
犯行期間は2年間だから、
〇1年間で1500万本のラベルを貼り替え
〇1か月あたりなら125万本
〇30日間休みなく作業して1日あたり約4万2000本
〇10人で張り替えたとして1日あたり4200本
〇10人で24時間作業して、1人1時間あたり175本の貼り替えです。
…
狂気の沙汰ですね~(´∀`~)
ちなみに、
ペットボトル12本入りならダンボール250万個です。
「ミネラルウォーター250万ダースちょうだい!」
いや、
2年間で250万個だから1か月あたり10万5千ダースかな。
いやいや、
1日あたり3500個のダンボールですよ
「ミネラルウォーター3500ダースちょうだい!」
毎日買いに来たとして、近くの酒販店はあやしい客と思わなかったんかいな( >д<)、;'.・
ところで、
香港に送ったペットボトルはどうしたんかね??
ま、まさか、
香港で化粧品として販売してんちゃうやろな…
!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!