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極選で取り上げた商品、気まぐれ菜園と話題に一言の徒然日記

クラファンで9億円


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家庭菜園 プランター栽培

気まぐれ菜園は休止中です。

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今日も一日お疲れさまでした。

 

 

話し変わって、東京・上野の国立科学博物館が会見を行い、クラウドファンディングで9億1500万円を超える資金が集まったと報告しました。

 

目標の9倍ヘ(`・ω・)ノ

 

国立科学博物館が保有する標本・資料の維持のため、8月から実施していたクラウドファンディングが11月5日で募集終了を迎えました。

 

目標の1億円が約9時間で集まると同時に「なぜ国が支援しないのか?」など窮状の訴えが大きな反響を呼びました。

 

「国立科学博物館機能の根幹にかかる費用」

 

博物館はこれまでに航海実験のためなどクラウドファンディングを2回実施していますが、今回はプロジェクト支援ではなく博物館としての存続にかかわるものとして支援を募りました。

 

膨大な数の標本・資料の保管には多額の資金がかるようです( ゚д゚)ハッ!

 

2019年度には約7億5000万円だった入場料収入が新型コロナウイルスの影響で、2020年度には約1億5000万円まで落ち込んだようです。

 

さらに、

近年の物価高騰や光熱費の高騰が追い打ちをかけ、もともと億単位の額だった光熱費が2023年は2021年に比べ約2倍の見込みです。

 

こりゃピンチヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ

 

てなことで、目標1億円で3回目のクラウドファンディングを実施したところ、約5万7000人から目標の約9倍の9億1500万円が集まったってことです。

 

日本人あったかいんだからぁ♪

 

てか、大阪在住の私には国立科学博物館なんて行ったことがありません。

 

調べてみました。

上野恩賜公園にある国立科学博物館は、2万5,000点以上の展示からなる日本最大級の総合科学博物館です。

 

宇宙や恐竜、日本固有の生態系から日本の科学技術の歴史まで、あらゆることを探求できます。

 

国立科学博物館では、ハチ公やパンダのはく製、16世紀に中国に落ちた南丹隕石のかけらなど、さまざまな展示を行っています。

 

「人類と自然の共存をめざして」をテーマに構成された展示は、地球、生命、科学技術に対する関心を高め、どうすれば人類と自然がうまくつきあえるかを考えるきっかけを与えてくれます。

 

また、日本の気候や地理、歴史を学ぶことができます。

※GO TOKYO東京の観光公式ガイドHPより

 

ハチ公のはく製!

隕石のかけら!

 

恐竜展、化石展、エジプト展、ミイラ展、海の生き物展などイベントも開催しているようじゃないですか!

 

おらワクワクすっぞ(*゚∀゚)=3

 

てか、こんな施設がクラウドファンディングで資金を集めないと運営ができないってどゆこと??

 

「なぜ国が支援しないのか」

 

クラウドファンディングでともに反響があった疑問ですね。

 

こちらも調べてみました。

2023年10月の財務省の資料から、

「我が国の国立博物館・美術館の収入全体に占める自己収入等の割合は、諸外国の主要な博物館・美術館に比べると低い」

 

「これらの博物館・美術館は、独立行政法人として一定の自主性及び自律性の発揮が求められる」

 

として、適切な水準の入場料設定や、クラウドファンディングなどにより、

 

「自己収入の拡大に向けた取組を進めるべき」

 

と政府は科博などに対し自己収入を増やすよう促しています。

※ビジネスインサイダーHPより

 

「お前らもっと頑張れや!」

 

って政府、財務省からのお達しのようですね。

 

 

関西・大阪万博の関係者にもお達ししろや!

ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

 

日本博覧会協会が今年10月に当初1850億円としていた会場建設費について、最大2350億円に増える見込みであることを国、大阪府市、経済界の3者に伝えました。

 

万博の経費が約2倍に膨れ上がってますけど、政府はこれら経費負担を容認しちゃいまいたね。

 

バカなのか…(´・ω・`)

 

ちなみに、

2023年度の一般会計予算は過去最大の114兆3812億円で、文部科学省所管の一般会計予算は5兆2941億円だったが、そのうち文化芸術に関わる文化庁の予算は1077億円で、文科省予算のわずか2%ほどだった。

※Yahoo!ニュースより

 

文化芸術の年間予算2年相当が、万博の建設費だけで吹き飛んでますけど!

 

万博止めちまえ!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

 

ただね、

文化庁の年間予算は約1000億円のようですが、調べてみたら全国に「博物館」「資料館」「美術館」の多いこと。

 

東京だけでざっとパトロールしてみました。

〇登録博物館

家具の博物館 昭島市

紙の博物館 北区

舟の科学館 品川区

相撲博物館 墨田区

刀剣博物館 墨田区

長谷川町子美術館 世田谷区

日本カメラ博物館 千代田区

切手の博物館 豊島区

など

 

〇指定施設

国立科学博物館 台東区

東京都博物館 台東区

日本大学芸術学部芸術資料館

東京工業大学100年資料館

慶応義塾アート・センター

東京造形大学附属美術館

など

※文化庁博物館総合サイトHPより

 

ちなみに、

「登録博物館」は博物館法で「公立博物館」の入館料その他博物館資料の利用の対価を徴収してはならないと定められています。

 

こんなの東京だけで検索したほんの一部です。

 

これが47都道府県にあるってかΣ(゚ロ゚;)

 

ちょっと多すぎなのも問題かと思いますけどね…。

 

 

話しを戻して、

 

国立科学博物館 篠田館長、

「自分たちの仕事が目に見えた形で支持されていることが分かったことが一番重要な成果と考えている」

 

「9億という金額に非常に大きな責任があると思っている。国立科学博物館の活動に心を寄せていただいている皆さんに示していきたい」

 

と話しています。

 

集まった9億円については3.2億円を返礼品の費用などに使用し、6.0億円を事業経費にあてるということです。

 

良かったね♪( ´∀`)人(´∀` )♪

 

 

当面はクラウドファンディングの資金で運営は凌げるようですが、その後はどうすんねん??

文化庁は科博の運営について、

「コロナ前の平成30年度から令和4年度までの5年間を通じて、当期総利益はプラスとなっており、国からの必要な基盤的経費は一定程度計画的に対応できてきた」

 

だそうですよ!( ̄- ̄)ゞ

 

新型コロナによる短期的なピンチだったのかな。