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今日も一日お疲れさまでした。
話し変わって、厚生労働省の諮問機関に当たる中央社会保険医療協議会が、アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」について、薬の公定価格を承認しました。
やったね(*>∇<)ノ
レカネマブは製薬大手「エーザイ」と米製薬会社「バイオジェン」が開発。
病気の原因と考えられている脳内の異常物質に直接働きかけて取り除く初めての薬で、根治薬ではないですが病気の進行を遅らせる効果が期待されています。
公定価格は500ミリグラム11万4443円で、1人あたり1年間の治療で約298万円とのこと。
ちなみに、
レカネマブの1回の投与量は体重1キロ当たりで10ミリグラムのようです。
500ミリグラムは体重50キロの方が1回で使う量ですね。
つまり、体重100キロの方なら1回あたりの投与は2倍の22万8886円ですよヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
てことは、1年間の治療では596万円ってか!
!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
一気に割高感が増しますね…。
投薬の前にダイエットが必至です(>ω<。)
ところで、
アルツハイマー病って何よ??
調べてみました。
↓
アルツハイマー病とはアルツハイマー型認知症の通称です。
アルツハイマー型認知症では脳の神経細胞の減少に伴い、徐々にもの忘れをしたり、時間や場所が分からなくなったりする中核症状が現れます。
原因はいまだ解明されていませんが、発症の約20年前から脳に異常なたんぱく質「アミロイドβ」がたまり始め、およそ10年前からリン酸化した「タウたんぱく質」が蓄積し、神経細胞が減少。
5年前ごろに記憶に関わる海馬が萎縮し、記憶力の衰えがみられるようになる。
これに伴い、暴言や暴行、不安、気分が落ち込むなどの行動心理症状などもみられ、やがて寝たきりの状態になります。
症状はゆっくりと進行し、患者の約半数が発症から2~8年で寝たきりとなり、発症から死亡に至るまでの平均期間は約8~10年といわれています。
※メディカルノートHP、医療プレミアHPより
簡単に言えばアルツハイマー病は「アミロイドβ」とリン酸化した「タウたんぱく質」ってタンパク質が脳の神経細胞を減少させることのようです。
話しを戻して、
レカネマブが投薬できる対象の方は、結構限定されているようです。
調べてみました。
↓
レカネマブの対象者はアルツハイマー病による軽度の認知症と、その前段階のMCIの人です。
レカネマブは「アミロイドβ」を標的にする抗体薬で、病気の進行するスピードを緩やかにします。認知症によるさまざまな症状を消す薬ではありません。
アルツハイマー病の認知症症状が進んだ患者さんや、レビー小体型認知症や血管性認知症など、その他の認知症の方は対象外となります。
※医療プレミアHPより
つまり、
アルツハイマー初期の「アミロイドβ」ってたんぱく質にのみ働きかける薬です。
リン酸化した「タウたんぱく質」が蓄積をはじめた段階では使用不可ってことですね。
アルツハイマー病を完治させる新薬の開発にも期待したいです(*゚∀゚)=3
もう一回話しを戻して、
エーザイは中医協の承認を受け、今月12月20日にレカネマブの販売を始めると発表しました。
一足早いサンタさんのプレゼントヘ(`・ω・)ノ
患者には点滴で2週間に1度投与、投与の期間は原則1年半までとなるようです。
おや?
永久的に投与し続けるんじゃないのかな??
って、読売新聞オンラインで配信されていました。
↓
投与は原則1年半とし、その後は症状を評価して継続するか決めるよう求めた。
※2023年12月13日読売新聞オンライン配信記事より
そりゃ新薬ですもん、様子見ってことです。
投薬には医療保険が適用され患者の自己負担額は1~3割になるようです( ☆∀☆)
医療費が高額の場合、患者の年齢や所得に応じて一定額が払い戻される「高額療養費制度」により、実際の負担はさらに抑えられる見通しとのことです。
こりゃ、
お財布にも優しい新薬ですね!( ̄- ̄)ゞ